【デトロイトモーターショー10】BMW、新型EVで低炭素社会に前進

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BMWのプレスカンファレンス
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BMWはデトロイトモーターショーで『1シリーズクーペ』をベースとした電気自動車(EV)『コンセプトアクティブE』を初公開。EV社会の実現に向けた取り組みの強化をアピールした。

BMWはこれまで『MINIクーパー』をベースとしたEV『MINI E』600台を用いてドイツ、アメリカを中心に実証実験を行っており、それに続く第二弾としてコンセプトアクティブEを投入することを明らかにした。

MINI Eは電池容量の都合で2シーターだったが、アクティブEは電池搭載位置をボンネットと燃料タンク部分に変更したことで4人乗車が可能なEVとしたことが大きな特徴。トランク部分も犠牲にすることなく使用でき、Klaus Draeger氏は「より実用に近い実証実験を可能とした」としている。

リチウムイオン電池を搭載し、充電は欧州規格の230V/240V、50Aソケットで約3時間。米国規格の32Aソケットで約4.5時間。最大航続距離は約160kmを実現した。BMWはEV普及に向け更なる取り組みの強化をアピールする。

またプレスカンファレンスの中でIan Robertson氏は、2009年のBMWグループの世界販売台数が128万6310台で、前年比10.4%減となったことを明らかにした。ただし、12月単月で見ると10%程度増加しており、米国でも9.2%増と復調の兆しが現れているとした。

昨年末に発表した『アクティブハイブリッドX6』をはじめ、『アクティブハイブリッド7シリーズ』、そして今回初公開となった『Z4 sドライブ35is』などラインナップを強化することで2010年の販売に弾みをつけるねらいだ。

《宮崎壮人》

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