15日開幕した東京オートサロン。ホイールメーカーのTAN-EI-SYAは、日本で初めてカーボンオフセットをおこなうなど、環境を意識したエコホイールブランド『エアヴェルデ』を展示している。
同社のホイールブランド「TWS」では、今回、新たな商品ブランドとして、エコロジーをテーマとした『エアヴェルデ(Airverde)』、ドレスアップブランドの『ExLete』、マグネシウムを採用するなどパフォーマンスを重視した『Exspur』、競技専用のクローズドブランド『Motorsport』、の4つの新たなブランドを発表した。
その中でも、『プリウス』や『インサイト』などに向けて開発した、エアヴェルデシリーズは、ハイブリッドカーの販売増にあわせて増加する、ホイールの履き替え需要のために開発。ドレスアップ色の強い「PC」、軽量で実質的な「e2」の2タイプをラインアップした。
なかでも「e2」のプリウス用15インチホイールにおいては、3.95kg/個と、プリウス向けのホイールとしては世界最軽量を実現しているのが特長だ。会場には、プリウスのメーカー純正ホイールとの比較ができる展示がされていて、その軽さを実感できる。
また「e2」では、カーボンオフセットとして、プリウスの年間走行距離8000kmに相当するCO2排出権572kgを取得し、ユーザーは環境保護活動にも参加したことになるという。
プリウス向けのラインナップは、「e2」で15、17インチを用意。「PC」では、18、19インチを用意した。09年の販売トップとなったプリウスにむけて、これからも各種関連用品が増えてくるとみられるが、関連用品にもエコをテーマとした商品が必要となりそうだ。