フォード・ジャパン・リミテッドは12日、「エクスプローラー」の定速走行装置解除スイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1994年11月2日から2002年8月15日に製作された1万3729台。
ブレーキのマスターシリンダーに取り付けられている定速走行装置解除スイッチ内部のシール構造が不適切なため、ブレーキ液が漏れて接点が腐食。スイッチが加熱されて熔解し、火災に至るおそれがある。
全車両、定速走行装置解除スイッチおよび配線を対策品と交換する。
不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。