欧州日産は7日、10月に発売する新型クロスオーバーの車名を『ジューク』(JUKE)にすると発表した。
ジュークは昨年3月のジュネーブモーターショーに出品したコンセプトカー、『カザーナ』の市販バージョン。ジュークは、欧州で主力の小型ハッチバック車からの乗り換えを狙う戦略モデルだ。
生産は英国サンダーランド工場で行い、欧州日産のラインナップでは、『ノート』と『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)の中間に位置づけられる。
日産はジュークのティーザー写真1枚を公表。丸型ライトやグラマラスな前後フェンダーなど、カザーナの特徴が受け継がれているのが確認できる。
新型ジュークは3月に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。欧州では10月から販売がスタートする。欧州日産のサイモン・トーマス上級副社長は、「ジュークが日産に、新しい顧客層を呼び込む」と自信をのぞかせている。