BMWジャパンは『X5M』のデリバリーを12月より開始した。エクステリアの特徴についてビー・エム・タブリュー広報室製品広報シニア・スペシャリスト前田雅彦さんは「『X5』からはフロントとリアがアグレッシブに変わっています」と話す。
「フロントは、バンパーに大型のエアインテークを採用しました。通常のX5ですとここにフォグランプがつきます。X5MはV8ツインターボを搭載しているので、空気を大量に取り込めむためであり、フロントブレーキの冷却を兼ねています」
「フロントバンパー形状は『X6M』と同じ形状でひと目でMシリーズだとわかるようなデザインです」と、機能に応じた変更であるとともにMシリーズとしての演出も忘れてはいない。
また、ヘッドライトはアグレッシブな印象を強めるためにX5より薄くしているという。
リアに関しては、「リアエプロンがX5Mでは全部ボディ同色です。X5だと異なります。マフラーもMデザインの4本出しマフラーとなります」。
サイドのデザインでは変更が比較的少ない。Mのターンインジケータがあしらわれ、サイズアップしたタイヤを収めるためホイールアーチにプラスチック製のリップを付け、アグレッシブ感を演出している。ホイールはM専用のホイールを採用している。