スズキの新型セダン『キザシ』は、同社初のプレミアムスポーツセダンとして、世界の市場に向けて開発された意欲的な一台。北米市場への投入が予定されているほか、ハイブリッドモデルの開発も進められているという。
全長4650mm×全幅1820mm×全高1480mmのボディに、188psを発揮するスズキ初の2.4リットルエンジンにCVTを組み合わせ、力強くスムーズな加速を実現。サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤにマルチリンク式サスペンションを採用。4WD車には電子制御4WDシステム「i-AWD」を搭載し、ハンドリング性能を高めている。
フロントマスクはひと目でスズキ車とわかる親しみ易いデザインとしながら、ボンネットやフェンダーからリアまで伸びるキャラクターラインがマッシブな印象を与える。スポイラーが一体となったトランクや、異形2本出しマフラーエンドがアクセントとなり欧州車さながらの高級感を演出する。
インテリアはシンプルながらサテンメッキの加飾により、スポーティかつ上質な雰囲気を漂わせる。本革仕様のフロントシートは、運転席に10ウェイ、助手席に4ウェイのパワーシートを採用したほか、左右独立式のフルオートエアコンやクルーズコントロールなど、フラッグシップとして装備の充実にもぬかりは無い。