新型ポロは10月に発売されたブランニューモデル。スタイリングはゴルフをスケールダウンした感じだが、今や立派になり過ぎたゴルフに対して、ポロこそがVWを代表するベーシックカーと言えるだろう。
日本仕様は今のところ1.4リッター自然吸気エンジン(85ps、13.5kgm)の5ドアモデル(203万円)のみ。変速機は「DSG」こと7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)で、10・15モード燃費は17.0km/リットルとBセグトップクラスの高い燃費性能を誇る。
5ドアゆえ実用性も高く、堅実さが光るポロだが、MINIのような遊び心や面白みには欠けるかも。走りを求めるなら、年明けにも導入されるという1.2リットルTSIの登場に期待したいところだ。