全体相場は大幅続落。前日の欧州株式市場がアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国政府の政府系持ち株会社の資金繰り難に対する警戒感から急落。円高警戒感、アジア市場の下落を受け、売りが先行する展開となった。
平均株価は前日比301円安の9081円と、7月3日以来の安値水準で取引を終えた。ドルの独歩安が加速したが、中でも対円で急落。一時1ドル=84円台、1ユーロ=126円台まで円相場が急伸したことを嫌気し、自動車株は全面安となった。
トヨタ自動車が80円高の3300円、ホンダが105円安の2660円と続落。日産自動車も29円安の605円と続落した。
軒並み安の中、いすゞが1円高の143円と小反発した。