BMWは23日、新型『5シリーズセダン』を発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。6代目となる新型は、「スポーティ&エレガント」をテーマにデザイン。前後オーバーハングは短く切り詰めダイナミックさを強調し、ルーフラインはクーペのような流麗さを追求。ボディサイドはアスリートのような筋肉質なフォルムだ。フロントマスクは『7シリーズ』と共通イメージで、新世代のBMWを印象づける。ボディサイズは全長4899×全幅1860×全高1464mm、ホイールベース2968mm。現行型と比較すると、44mm長く、15mm幅広く、6mm背が低い。ホイールベースは78mm伸び、クラス最長を実現する。室内はドライバー重視の空間。ニールームは現行比で13mm拡大し、快適性が向上した。4世代目となる「iドライブ」には、短縮ボタンとお気に入りボタンを追加。モニターも大型化されている。後席は40対60の分割可倒式で、トランク容量は520リットル(VDA計測法)を確保した。エンジンはガソリン4、ディーゼル3の合計7ユニット。トランスミッションは6速MTが基本で、「550i」は8速ATが標準。550i以外の全車に、8速ATをオプション設定した。排出ガス性能は、全エンジンがユーロ5に適合する。ハンドリングに関しては、前後重量バランスをほぼ50対50にまとめるとともに、クラス初の電動パワーステアリングを採用。535i、525d、520dの6速MT車には、スーパーカーと同様のドライサンプオイル潤滑システムが導入された。PR映像にはBMWグループのデザインを統括するAdrian van Hooydonk氏が出演。新型のデザインの狙いについて、説明する。また、新型のダイナミックな走行シーンも紹介されている。
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