メルセデスベンツ世界販売、4.1%増…10月実績

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ダイムラーは6日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の10月世界セールスの結果を明らかにした。総販売台数は9万7700台で、前年同月比は4.1%増。2009年に入って、初めて前年実績をクリアした。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比7.2%増の8万8400台、スマートが17.9%減の9300台という結果。メルセデスベンツブランドでは、新型『Eクラスセダン』と、マイナーチェンジを受けた『Sクラス』が牽引役を果たした。

新型Eクラスセダンの10月世界販売は、前年同月の約2倍の1万7100台。11月21日からは、新型『Eクラスエステート』(日本名:『Eクラスステーションワゴン』)の欧州販売も開始されるため、販売の上乗せが予想される。

マイナーチェンジした『Sクラス』の10月世界販売は1100台で、前年同月比は12%増。ドイツでは42%増、日本では13%増と売れている。

市場別では、アジアパシフィックエリアが前年同月比34%増の1万4100台と伸びた。これは中国の好調を受けた結果だ。中国では83.6%増の6800台をセールス。2009年1 ‐ 10月累計でも、47.9%増の5万3300台と伸びた。ダイムラーは今年の中国販売を、前年比50%増と見込む。米国でも10月は、前年同月比9.4%増の1万8900台をセールスしている。

ダイムラーのJoachim Schmidt販売担当取締役は、「我々は好調なセールスを維持していく。2009年9 ‐ 12月世界販売は、前年実績を上回ることが予想される」と、明るい見通しを伝えている。

《森脇稔》

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