日産 リーフ、ゼロエミッションツアー…北米11州22都市で実施へ

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日産リーフ、左ハンドル仕様
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北米日産は22日、新型電気自動車『リーフ』の展示イベント、「日産リーフ・ゼロエミッションツアー」の概要を公表した。11月から北米11州22都市で、リーフのPRを実施する。

日産は8月2日、横浜市の新本社ビルで新型『リーフ』を初公開。ひと目でEVとわかる専用ボディに、専用パワートレイン&プラットフォームを採用。モーターは最大出力108ps、最大トルク28.5kgmで、前輪を駆動。2次電池はラミネート型の小型リチウムイオンバッテリーで、蓄電容量は24kWh。最高速140km/h、最大航続距離160kmという実用性を備える。

充電はフロントノーズのソケットにプラグを差し込んで行い、家庭用200Vコンセントと急速充電器の2種類に対応。充電時間は200Vが約8時間。急速充電器なら約30分で80%までチャージできる。1回の充電での最大航続距離は160kmを確保した。

北米日産はすでに、2010年春からリーフの予約受付を開始すると発表。まずはカリフォルニア州ロサンゼルスとサンディエゴ、ワシントン州シアトル、オレゴン州ポートランド、アリゾナ州ツーソンの5都市の顧客を対象に販売される。それに先駆けて、北米各都市でPRイベントを開催する運びとなった。

PRイベントは「日産リーフ・ゼロエミッションツアー」と命名。11月13日のロサンゼルスを皮切りに、11月25 ‐ 29日サンフランシスコ、12月8 ‐ 12日シアトル、12月14 ‐ 15日カナダ・バンクーバー、1月6日ラスベガス、1月11 ‐ 13日デトロイト、1月26 ‐ 28日ワシントン、2月5 ‐ 6日ヒューストン、2月9 ‐ 14日ニューヨークなど、北米11州22都市でリーフの存在をアピールする。

北米日産は、2010年末までに2万台の予約獲得を目標に掲げる。日産によると、すでに2万人以上が関心を寄せているというが、北米PRツアーによって、EVへの興味をさらに高める戦略だろう。

《森脇稔》

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