【東京モーターショー09】トヨタ FT-86、造形のトライ

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トヨタ自動車が第41回東京モーターショーに出品する『FT-86』コンセプト。このモデルは、全長4160mm、全幅1760mm、全高1260mm、ホイールベース2570mmと比較的コンパクトなボディサイズに仕上がっている。

そのボディデザインの特徴について一番注目してほしいのは「リアからフロントにかけてのラインがフロントフェンダーと交り合う部分です」と話すのはデザイン本部グローバルデザイン統括部主任、松岡智仁さん。今までにない造形なので実車を是非見に来てもらいたいという。

他にも、「フロントのヘッドライト周りのラウンドした部分や、タイヤのフレア周りと車体本体との組み合わせが大きな特徴となっています」という。

リアに関しては「リアスポイラーの立体をイメージしつつ空気の流れを意識して、非常にシンプルにまとめています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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