【東京モーターショー09】ホンダ EV-Cub、世界とコミュニケーション

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ホンダは第41回東京モーターショーに『EV-Cub』コンセプトを出品する。昨年生産50年を迎えたCub(カブ)は現在も世界15か国で生産され、約160か国で走るという世界のモビリティという存在となっている。

この初代Cubの志しを受け継ぎながら、HELLO!コンセプトのもとEVとして進化させる。HELLO=Honda Electric mobility Loopの略、低炭素化社会、循環型社会の実現を目指し、ホンダ総力で提案するモビリティの未来ビジョンコンセプト。

「より生活の中で身近な存在として活躍する、パーソナル2輪、EV2輪としてのデザインです」と話すのは本田技術研究所、四輪R&Dセンターデザイン開発室・アドバンススタジオ、東京モーターショープロジェクト・ALPLの澤井大輔さん。

「デザインは、シンプルで機能的、親しみやすさといった非常に普遍的ながらモダンなデザインということを狙っています」という。「街中で扱いやすいスリムなボディ、ここにバッテリーをコンパクトに収納することで、非常に扱いやすい初代Cubのような手の内サイズというのを実現しました」

さらには、オーナーや歩行者とのインタラクティブなコミュニケーションをはかるための機能も搭載。これはLOOPと呼ばれるコミュニケーションツールを携帯することで、オーナーが近づくと「起動」を、離れると「終了」をミラーに内蔵されたランプの点滅で表現したり、歩行者からの意志情報を受信し、フロントパネルのランプ点滅で、歩行者に答えることができるという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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