トヨタ自動車は、文化施設であるトヨタ博物館で、開館20周年を記念して2009年10月10日から2010年3月7日まで、企画展「マンガとクルマ」を開催する。
企画展では、戦後から現代にいたるまでのマンガやアニメに登場するクルマ9台を展示する。また、自動車マンガだけでなく、クルマが重要な役割を担う一般のマンガ、アニメもあわせて約70作品を紹介する。マンガやアニメを通してクルマが人々にどんなイメージで受けとめられてきたかを展示し、クルマにより親しみをもってもらうきっかけとすることを狙いとしている。
展示車両は『頭文字(イニシャル)D』の『スプリンタートレノ』や『ルパンIII世 カリオストロの城』のフィアット『500』、『タンタンの冒険旅行』のシトロエン『2CV』など。10月31日には、アニメ『マッハGOGOGO』(第1話と最終話)の上映会も行う。
「マンガの殿堂」と呼ばれる国立メディア芸術総合センターの建設中止が見込まれているときに、トヨタ博物館がマンガの企画展を開催することになった。