パトカーに追跡された原付バイク、交差点で衝突事故

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8日深夜、埼玉県川口市内の市道で、ヘルメット未着用だったとしてパトカーの追跡を受けていた原付バイクが、交差点を右折してきた乗用車と衝突した。バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。運転していた36歳の男性は意識不明の重体となっている。

埼玉県警・武南署によると、事故が起きたのは8日の午後10時30分ごろ。埼玉県川口市内の県道をパトロールしていた同署員が、ヘルメット未着用状態の男が運転する原付バイクを発見。停止を命じたが、バイクはこれを無視して逃走した。

バイクは約1kmに渡って逃走したが、川口市戸塚3丁目(N35.51/E139.45)付近の市道を直進しようとした際、対向車線から右折してきた乗用車と衝突。運転していた男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。所持品などから、同市内に在住する36歳の男性と判明している。

現場は片側2車線の直線区間。パトカーは事故直前に追跡を中止していたが、バイクはそのまま走り続けたという。追跡中止地点は事故が起きた交差点の約140m手前だった。警察では「追跡は妥当なもので、無理はなかった」とコメントしている。

《石田真一》

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