【新聞ウォッチ】ニュース性に欠く「プリウス 3か月連続首位」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年9月4日付

●小沢氏幹事長に起用、民主、岡田・菅氏は重要閣僚(読売・1面)

●ベンツがハイブリッド車、海外勢初日本発売 / アウディは電気自動車、15年にも(読売・10面)

●富士重からダイハツ軽、生産開発撤退、OEMで初の発売(朝日・11面)

●3カ月連続でプリウス首位、8月車名別新車販売(産経・10面)

●渋滞や合流車をカーナビに表示 トヨタ、事故防止へ開発(東京・8面)

●自動車ローン、中国全土で展開、トヨタ、販売テコ入れ(日経・1面)

●政権交代・政策のゆくえ:高速無料化、ハードル多く、環境問題や財源課題(日経・5面)

●電気自動車、車体を35%軽く、新日鉄など世界の16社(日経・9面)

●東急がカーシェア、三井物産系と連携(日経・13面)

ひとくちコメント

きょうの産経によると、8月の車名別の国内新車販売は、トヨタ自動車のハイブリッド車『プリウス』が約2万1700台となり、登録車、軽自動車を含めて首位に立ったという。2位は、スズキの軽自動車『ワゴンR』で約1万3900台。3位は『ムーヴ』(ダイハツ工業、軽自動車)の1万1600台。

以下のランキングは、4位がホンダの小型車(登録車)『フィット』で、約1万0900台、5位が『タント』(ダイハツ、軽自動車)で、約9100台だそうだ。

産経以外は新車販売の記事を掲載していないのは、自販連などの公式発表がきょう(4日)に予定しているからである。つまり、産経はプリウスが3カ月連続で首位になったことにニュース価値があると判断して“先取り”したわけだが、生産が追いつかないで納車に半年以上費やされるプリウスがこの先もしばらく首位をキープすることは公然の事実。

プリウスの好調よりも、いつまで人気をキープできるのかわからないホンダの『インサイト』や、7月に発売したばかりのレクサスブランド初のハイブリッド専用車『HS250h』のランクのほうが気に掛かる。しかし、きょうの産経は触れていないので、自販連の発表を待つしかない。

《福田俊之》

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