【ルノー カングー 新型発表】間口を広げるモデルへ

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ルノー『カングー』は2002年の日本導入以来、累計9000台以上を売上げルノー車販売の5割を占める基幹モデルとなった。特徴的なのは2004年以降の販売台数が年1200台から1400台をキープし続けていることだ。

カングーは1997年の発売以来、世界で260万台を販売する同社の主力車種。日本でも累計9000台以上を売上げ、近く日本ではルノー初となる1万台を達成する見込みだという。年間販売台数の推移を見てみると、2002年が773台、03年が1041台、04年が1165台、05年が1459台と上昇を続け、06年が1261台、07年が1337台、08年が1421台と、ほぼ一定の販売台数をキープしていることがわかった。

これについてルノー・ジャポン大極司CCOは「カングーを選ぶユーザーには、ちょっと人と違うクルマに乗りたい、という考えを持った人が多い。そしてこういったユーザーの需要というのは、常に一定数あるのです」と語る。

新型の販売については「カングーはコアなファンが多いため、旧型からの乗り換えがメインとなる」としながらも、「今までの傾向から、カングーは新規で購入されるお客さんも比較的多いのが特徴。実用性の高さから、自分好みのクルマに仕上げられるため、新型ではさらに間口を広げていけるのでは」と期待を込める。

環境基準の違いから、政府補助金やエコカー減税の対象とならない輸入車は販売に不利な状況が続く。しかしカングーは219万8000円からという価格でこれに対抗する。同氏は「クルマそのものよりもその実用性をアピールしていく。数字に出ないバリューをどれだけ訴求できるかが販売のカギとなる」と語った。

《宮崎壮人》

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