英国メルセデスベンツは12日、「サマードライブチャレンジ」の内容を明らかにした。F1ドライバーのルイス・ハミルトン選手が、子ども達とドライビングテクニックを競い合う。
英国ウェイブリッジにある一般顧客向けテストコース、メルセデスベンツワールドでは、8月末まで「サマードライビングチャレンジ」を実施中。これは免許取得前の12歳以上、身長150センチ以上の子ども達を対象にした安全運転講習プログラムだ。参加費用は40ポンド(約6200円)で、同行の保護者は無料である。
テスト車両は、メルセデスベンツ『Aクラス』を使用。助手席側にもブレーキペダルの付いた特別仕様となっており、メルセデスベンツドライビングアカデミーの講師が、助手席に同乗しながら運転指導を行う。
サマードライビングチャレンジでは、12‐14歳、15‐16歳、17歳以上(プレライセンス)、17歳以上(ポストライセンス)の4クラスに分かれ、チームごとにドライビング技術を競う。
競技種目は緊急ブレーキ、駐車、スラローム、目隠し運転、リバース状態でのサーキット走行など、さまざまだ。ドライビングチャレンジでは、タイムや運転技術をポイント化し、チームの最新順位をウェブサイト上に表示。8月末時点で各クラスのトップに立ったチームから選抜された4人が、9月2日、最終チャレンジに臨む。
最終チャレンジには、F1ドライバーのルイス・ハミルトン選手が特別参加。子ども達と同じプログラムで、約30分間に渡ってドライビングテクニックを競い合う。子ども達にとっては、夢のような挑戦だ。
昨年、史上最年少でF1タイトルを手にしたハミルトン選手。地上最速男を相手に、子ども達に奇跡は起きるか!?