日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、『ティアナ』の特別仕様車である「プレミアムセレクション」を新たに設定した。また、「ティアナ・アクシス」の仕様をベース車と同様に一部向上し、両モデルとも日産の販売会社を通じて8月18日から発売開始した。
プレミアムセレクションは、ティアナがもつ「おもてなし」というコンセプトを追求し、特別装備として新機構の「おもてなしシート」を、運転席と助手席に採用した。
このおもてなしシートは、ドアを開けると、座面がほぼ水平になるよう着座点を30mm持ち上げ、9度外を向くことで、乗り降りをサポートするシート。これにより乗り降りの際に上品な雰囲気を演出し、かがんだり体をひねるなどの負担が軽減される。
おもてなしシートは、今年初めに開催されたカスタマイズショー「東京オートサロン」、「大阪オートメッセ」に出品した同社製のカスタムカー、「アクシス」に参考装着したシートを商品化したもの。
価格は「250XL」の本革シートパッケージが327万0750円。
ティアナ・アクシスの今回の一部仕様向上ではベース車と同様に、地図更新システムを装備したHDD方式のカーウイングスナビゲーションシステムを採用した。「350XV」の価格は476万1750円。