【D視点】アンテナカー?…VW シロッコ 新型

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コンビニとスペシャリティカー

POS(Point of sale)とは、物品販売の売上実績を単品単位で集計し、この情報分析と他の状況調査と併せ、店の売り上げを最大にするためのシステム。このシステムを利用して、コンビニエンスストアは1980年以降急拡大した。

このようなシステムが稼動していることに一般の人は気が付いていないが、便利さと引き換えに、得体の知れない味気なさを感じている人も多いのではないか。親切心や暖かさなど心理的な要素は、効率化のツールには乗りにくいので切り捨てられ、疎外感のようなものが生じてしまうような気がする。

スペシャリティカーが下降線をたどる時期と、コンビニエンスストアの急拡大との時期が一致するのは偶然ではなかろう。自動車産業は、コンビニエンスストアほど商品管理が効率化されていないので救われるところもあるが、効率化が進んでいることは確かなのだ。

常識も大切だが、たまには破ることによって新たな常識が作られるわけだ。この時期に、あえてスペシャリティカーを再登場させたのは、効率化の考え方では拾いきれないユーザーの欲求を探るための、アンテナカーの役割を担っているかも知れない。

《松井孝晏》

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