自然エネルギーへの関心が高まる昨今、楽しみながら科学を学ぶ“おもちゃ”に注目。タミヤは、自ら発電した電気で車を走らせる『手回し発電工作セット』を18日に発売する。同日より一般公開の始まった東京おもちゃショー(東京ビッグサイト)に展示されている。組立式工作キット・エレクラフトシリーズの新製品、手回し発電工作セットは、電池を使わず自ら発電した電気をエネルギーとして活用する仕組みが楽しめるセット。モーターは電気を流すと回転するいっぽう、逆に外からの力でモーターシャフトが回ると電気が発生する。その性質を利用して、モーターを内蔵した発電ユニットのハンドルを手で回して発電する。発生した電気はユニットに接続されたモーター駆動車内のキャパシターに蓄電、車を取り外して走行させる。モーター駆動車は前輪にステアリングを持ち、旋回走行も可能。組立は接着剤を使わないビス止めとはめ込み式で、モーターやキャパシター、基板は配線済みだ。タミヤ エレクラフトシリーズ手回し発電工作セット●価格:3780円●全長モーター駆動車:122mm発電ユニット:150mm●30秒以上の発電後に走行が可能。●蓄電時間30秒以上=走行時間約1分●一回の蓄電で走行可能な最長時間は約3分。●ハンドルを速く回すと発電力が大きくなり、車の走行スピードが速くなる。●発電ユニットギヤボックスのギヤ比は38.2:1。ハンドル1回転で発電機(=モーター)が38.2回転する。タミヤのエレクラフトシリーズにはこの他に風力を利用した『ループウイング風力発電工作セット』、太陽光を利用した『ソーラー発電工作セット』もラインナップ。