既存の輸入車をベースとしたチューニング&カスタマイズが主体の東京スペシャルインポートカーショーにおいて、ひときわ異彩を放っていたのが全く新しい概念で開発された2台の超軽量スポーツカーであった。
まず1台目は、自ら“エクストリームスポーツカー”の肩書きを名乗るSTOのラディカルの『SRシリーズ』。この英国生まれのスポーツカー、スーパーバイクの高性能エンジンをミッドシップするコンセプトで開発されており、当地ではワンメイクレースも開催される人気者。現在では排気量や形式の異なるパワーユニットで多様なラインナップを持ち、V8搭載の最高峰モデルではニュルブルクリンクサーキットのコールレコードまで保持する本格派だ。そして今回、日本専用モデルとしてデビューした「SR4」では、ナンバーを取得しての公道走行も実現。まんま、ロードゴーイングーレーサーと化している。
そしてもう1台が、ズームが輸入販売するKTM『X-BOW(クロスボウ)』だ。MotoGPでも活躍するオーストリアの二輪メーカーが手がけるライトウェイトスポーツは、アウディ製の2リッター直4ターボを搭載する近未来デザインのモンスターマシン。クルマに対する概念をブチ壊してくれそうな先鋭的有機デザインを持ちながら、こちらもナンバーを取得して公道走行できるストリート仕様をラインナップ。840万円の車両価格でカーボンモノコックフレームの走りを手に入れられます!
■STO ラディカル ホームページ
http://www.sto-radical.com/
■ズーム ホームページ
http://www.zoom-car.co.jp