【新聞ウォッチ】豊田新社長、大きく輝く「ステンドグラス」が理想的

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年6月26日付

●「解散そう遠くない」首相都議選後を模索(読売・1面)

●VW、スズキに出資検討「10%程度」と独誌報道(読売・8面)

●自動車生産上向き、5月の国内生産、前年比なお低水準(朝日・12面)

●株主総会きょうピーク、赤字・減配に不満噴出(朝日・13面)

●トヨタ新社長会見「どん底からのスタート」(東京・1面)

●追跡・米ビッグ3再生:役者そろい体質改革挑む(日経・7面)

●カーシェア、森ビルと連携、三井物産「六本木ヒルズ」に拠点(日経・13面)

●ブリヂストン赤字460億円、1-6月最終 経費圧縮で予想より縮小(日経・13面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の豊田章男新社長が就任後初めての記者会見をショールームのMEGA WEB(東京・江東区)で行った。

会場内に用意された約300の椅子はほぼ満席。パワーポイントで映し出されたスクリーンの前で、豊田新社長が緊張した面持ちで約20分ほど抱負と意気込みを語った。「当面はマスコミへの個別インタビューは行わない予定」(広報部)のためか、質疑応答になるとあちらこちらで手を挙げる記者の姿が目立った。

きょうの各紙にもその内容が報じられているが、各紙の見出しをつなげてみると、「どん底からのスタート」(東京)だが、「章男氏支える“5奉行”」(産経)で「海外5地域制導入」(朝日)、「3期連続赤字回避に全力」(読売)となる。

また、新社長はどん底からのスタートを経営者として「焦らず、力まず、みんな心を合わせて取り組んで行きたい」と述べ、形や色はいろいろあるが1つの大きな形となって輝く「ステンドグラス」になることが理想的と表現した。見かけによらぬロマンチストのようだが、ガラス細工は乱暴に扱えば壊れることもどうか肝に銘じてほしい。

《福田俊之》

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