VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に

自動車 ニューモデル 新型車
VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に
  • VW ゴルフ ヴァリアント…ビッグマイナーチェンジで「新顔」に

フォルクスワーゲンは21日、『ゴルフエステート』(日本名:『ゴルフヴァリアント』)に大幅なマイナーチェンジを施した。最新『ゴルフ』と同じフロントマスクがハイライトだ。

ゴルフエステートは、2008年にドイツで9万5000台以上を販売した人気車種。ドイツではとくにカンパニーカーとしての需要が多い。そこでフォルクスワーゲンは、6代目ゴルフの登場に合わせて、エステートのアップデートを行った。

大きく変わったのがフロント部分。バンパー、グリル、ボンネット、フェンダー、ヘッドライトと、ほぼすべてのパーツを一新し、新型ゴルフと同じ表情を手に入れた。リアはフロントと比べると従来型のイメージを継承しており、テールランプを変更し、バンパーをフルカラー化したのが目を引く。

インテリアも新型ゴルフと同等のクオリティを追求。エアコンパネルは最新ゴルフから流用し、マルチファンクションディスプレイやシフトアップインジケーターを装備した。ステアリングホイールも、2008年の『パサートCC』から導入の最新3本スポークに変更。オプションで、「パークアシスト」と「リアアシスト」が新設定されたのもニュースだ。

グレードは「トレンドライン」「コンフォートライン」「ハイライン」の3仕様を用意。シート地はそれぞれ異なるタイプとなり、最上級のハイラインは、アルカンターラとファブリックの組み合わせとなる。

エンジンはガソリン4、ディーセル2の合計6機種。排出ガス性能は、すべてユーロ5をクリアする。

ガソリンは1.4リットル直4が、最大出力80psと102ps。1.4リットル直4ターボ「TSI」が、最大出力122psと160ps。環境性能は122ps仕様が欧州複合モード燃費15.9km/リットル(DSGは16.7km/リットル)、CO2排出量139g/km。160ps仕様が欧州複合モード燃費15.6km/リットル(DSGは16.4km/リットル)、CO2排出量143g/kmと優秀だ。

ディーゼルは、2機種ともコモンレールターボの「TDI」。1.6リットル直4(105ps)が、欧州複合モード燃費22.2km/リットル、CO2排出量119g/km。2.0リットル直4(140ps)が、欧州複合モード燃費20km/リットル、CO2排出量132g/km。フォルクスワーゲンは、「欧州で最も経済的でクリーンなワゴンのひとつ」と自信を見せる。

大きく商品力を引き上げたゴルフエステートは、欧州では9月からデリバリー開始予定。ドイツでの価格は、1万8500ユーロ(約243万円)からと、コストパフォーマンスの高さも大きな武器となりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集