●国会45日間延長へ、補正予算案は衆院通過(読売・1面)
●NTT営業利益国内首位、通信3社決算(読売・9面)
●日産、電気自動車年産15万台、ゴーン社長単独会見、2012年に日米欧3拠点で(読売・10面)
●GM株一時1ドルNY市場(朝日・13面)
●パイオニア赤字830億円の見通し、10年3月期(朝日・13面)
●グーグル・ストリートビュー、車ナンバーぼかし(産経・24面)
●トレーラーが横転、車下敷き母娘死亡(産経・25面)
●インテルに制裁1400億円、欧州委(日経・1面)
●街角景気、4か月連続で改善、4月一部に経済対策系の効果(日経・5面)
●三菱ふそう、名古屋のバス工場閉鎖、人員15%削減(日経・11面)
●コスト削減F1「迷走」トヨタ、フェラーリ猛反発、60億円に大幅カット「無理」(日経・33面)
ひとくちコメント
社長就任以来初の営業赤字に転落した日産自動車のカルロス・ゴーン社長が決算発表から一夜が明けた14日、一部の報道機関のインタビューに応じ、危機克服のための生き残り戦略などについて語ったという。
きょうの各紙が経済面で報じているが、どうも記事の内容からみると「電気自動車」が大きな話題になったようだ。
中でも、毎日の見出しはズバリ「電気自動車に重点」とわかりやすい。すでに、追浜工場で2010年秋に年間5万台規模で生産すると発表しているが、読売は「2012年には年間15万台以上になる」と報じている。東京も「電気自動車でシェア倍増」、日経などによると、「コストの高い電池を車両本体と切り離して、安く提供できる仕組みを検討している」という。
さらに、興味深いのは進退問題。朝日は「黒字化を果たすまで社長を続ける」とし、「電気自動車を市販した時には状況が変わると思う」と語ったという。今期も「赤字予想」ということは、しばらく居座り続けることになりそうだ。