日産車体が発表した2009年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比43.7%減の208億5400万円となった。
売上高は同24.0%減の4654億8000万円と大幅減収となった。『セレナ』や『エルグランド』の生産台数の減少、インフィニティ『FX』の生産終了などの影響で乗用車の売上げ台数は同33.0%減の12万4178台と大幅に落ち込んだ。商用車も同16.7%減の12万3403台、小型バスが同13.9%減の2万1153台にとどまった。
売上げの減少で、経常利益は同45.5%減の198億5500万円、最終利益が同43.8%減の102億7500万円だった。
今期の業績見通しは、売上高が同16.9%減の3870億円、営業利益が同48.2%減の108億円、経常利益が同63.2%減の73億円、最終利益が同98.1%減の2億円となる見通し。