4月29日、福岡県北九州市内の県道で信号待ちをしていたバイクに対し、後ろから進行してきたトラックが追突した。トラックはバイクを押し出すようにして約300m走行。バイクの運転者は早い段階で車体から振り落とされ、死亡している。
福岡県警・小倉南署によると、事故が起きたのは4月29日の午前3時5分ごろ。北九州市小倉南区沼新町付近の県道で、信号待ちのために停車していた41歳男性の運転するバイクに対し、後ろから進行してきた普通トラックが追突した。
トラックは減速しないままバイクに追突。運転していた男性は振り落とされ、頭部強打などでまもなく死亡。トラックはバイクを前部に食い込ませたまま、約300mに渡って走行したという。警察はトラックを運転していた55歳の男を自動車運転過失致死容疑で逮捕している。
現場は片側2車線の直線区間。バイクは第1車線側で停車していたが、トラックは衝突後に蛇行しながら走行し、最終的には第2車線で停車した。調べに対して男は「居眠りしていて、バイクの存在に気がつかなかった」などと供述しているようだ。