日産とルノー、EV普及に向け 英エレクトロモーティブ社と協力

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車とルノーは2日、英国のエレクトロモーティブ社と、電気自動車(EV)の幅広い普及と充電ネットワークの構築に向けてパートナーシップを結んだと発表した。

日産は2010年度に北米、日本にEVを投入し、2012年度にはグローバルに量産を開始する計画だ。今回、ゼロ・エミッション車に不可欠であるインフラ設備に関するノウハウを豊富に持つエレクトロモーティブ(EM)社とパートナーシップを結び、グローバル規模でのEVの普及に向けた活動を強化する。
 
日産、ルノーとEM社は、国境を越えてEVを普及させる方策を検討し、EVの技術開発およびエネルギー供給に関するノウハウを共有していくとともに、教育プログラムの実施や顧客にとって魅力的な優遇策も検討。さらに、EM社はインフラ整備を進めながら、アライアンスからEVの供給を受けることも検討する。
 
英国ブライトンに拠点を持つEM社は、2003年に充電スタンドを開発し、2006年に自社開発の充電スタンド「エレクトロベイ」をロンドン市内に初めて設置するなど、これまでに、40以上の充電スタンドをロンドンはじめ、イギリス全国の都市で設置してきている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集