函館開港150周年記念事業実行委員会は、3月1・2日の2日間、横浜港大さん橋にて高速双胴フェリー『ナッチャンWorld』を一般公開する。
同船はイベントに先がけ、2月28日に横浜港大さん橋B号岸壁に着岸。昨年まで東日本フェリーの青函連絡用高速フェリーとして活躍していた同船の姿をひと目見ようというファンが横浜港に集まった。
オーストラリアのIncat社でつくられたナッチャンWorldは、2008年に東日本フェリーの青函航路で高速フェリーとして運航を開始。しかし東日本フェリーは経営悪化により国内フェリー全航路を廃止、同年10月末で同船は定期運航から離れていた(航路は別会社により存続)。
こうしたなか函館開港150周年記念事業実行委員会は、東京・横浜などの首都圏でのPRとして、ナッチャンWorldを横浜港で一般公開することを決めた。
2日は14 - 16時の間、船内の一般公開をはじめ、パネル展示、函館の特産品の販売などが行なわれる。