ホンダは、250ccネイキッドロードスポーツモデル『VTR』に、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を新たに採用し、外観も一新して3月6日から発売する。今回、VTRの水冷・4ストローク・V型2気筒エンジンには、新たにPGM-FIを採用した。環境性能の向上とともに、様々な走行条件に応じ最適な燃料供給をすることで、リニアなスロットルレスポンスを可能とし、より滑らかな乗り味を実現すると、している。冷間時などでの始動性の向上にも寄与する。また、排気系には、2つの触媒装置(キャタライザー)を配置するとともに、排出ガス中の酸素濃度を検知し、燃料噴射量を調整するO2センサーの採用などで、国内二輪車排出ガス規制に適合する。スタイリングは、VTRの特徴となっているトラスフレームを踏襲しながら、外観パーツをより洗練されたスポーティーなデザインに一新する。新設計の燃料タンクをはじめ、新採用のサイドカバーからリアカウル回りにかけて、コンパクトな車体をシャープにまとめる。新設計のシートは、形状をスリム化し、左右両側の角を落とすことで、足着き性を良好なものにした。価格はSTYLE I が55万6500円。
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