『エリーゼ』など他のロータス車がそうであるように、『エヴォーラ』のエンジンもトヨタ製だ。トヨタが『ブレイド・マスター』や『アルファード』、『エスティマ』などに積んでいる「2GR-FE」型の3.5リットルV6エンジンをミッドシップに搭載している。
「これからのロータスを代表するエンジンを提供してもらいました」と言うのは、開発を担当したロータスエンジニアリングのロジャーベッカーさん。
「トヨタとロータスとの関係は、今後も力強くいい関係を保てると思っています。私たちがトヨタの部品をスポーツカーに活用することで、トヨタとしては『トヨタの部品も使い方によっては高性能なスポーツカーの一部になる』という自信を持ってもらえるのではないでしょうか?」
「私たちは、トヨタ製の部品を使うことできわめて品質を高めることができました」
当初は「ロータスにトヨタのエンジン!?」と驚きだったロータスとトヨタのコラボレーションだが、エリーゼなどに乗ってみるときわめてスポーツカーらしいエンジンに仕上げてあることに驚かされる。今後も、パートナーシップは力強く継続されるようだ。