いすゞ自動車は22日、小型・普通トラック『エルフ』、OEMの日産『アトラス』、日産ディーゼル『コンドル』、3車種の制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2000年12月5日 - 2002年5月22日に製作された3万4737台。
アンチロックブレーキシステム(ABS)の前輪回転速度を検出するセンサ部について、前回のリコール対策が不十分だったため、飛び石などが当たり変形し、ABSが誤作動して低速走行状態で制動力が低下するおそれがある。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。人身事故が1件起きている。