フォルクスワーゲングループジャパンは21日、VW『ポロ』の1.4リットル車の制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2002年10月15日 - 2003年4月15日に輸入された2419台。
ブレーキマスターシリンダーについて、製造工程でのロッキングピンとバルブタペットの組み付けが不適切なため、ブレーキの繰り返し操作によりバルブタペットが折損してロッキングピンが脱落し、ブレーキが効かなくなるおそれがある。
全車両、ブレーキマスターシリンダーの製造日を確認し、対象となるものは良品と交換する。不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。物損事故が2件起きている。