今回の東京オートサロンで最も輝いていたのは、ギャルソンD.A.Dのメルセデス・ベンツだろう。06年のオートギャラリーでボディ全面にスワロフスキーをちりばめたシルバーに輝くベンツを出展し、会場の話題をさらったが、今回はそれにゴールドに輝くベンツが加わった。
「シルバーの1台だけでは寂しかったので、ゴールドのものをぜひ作りたかった」と同社関係者。その2台の周りには多くの人が集まり、しきりに写真を撮っていた。
製作期間は3か月で、クリスタル・ゴールデン・シャドウのスワロフスキーを1個1個手作業で張っていったという。その数は30万個、そして価格はなんと4000万円。このように黄金と銀色に輝くベンツが2台並ぶと、文字どおり壮観であった。