大矢アキオ『喰いすぎ注意』…プレミアムカーでコシヒカリ

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大矢アキオ『喰いすぎ注意』…プレミアムカーでコシヒカリ
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何がプロ仕様かというと、ハイクオリティであるほかに、ボク自身はやったことはないが「4分茹で→冷蔵庫で保管→提供する直前に瞬間茹で」というレストラン手順を踏んでも味がさほど落ちないのだそうだ。

バリッラ3kgプロ用パスタの気になるお値段はというと、税込5.27ユーロ(約658円)である。通常の包装単位である500gあたりに換算すると、約0.87ユーロ(109円)となる。

ただしイタリアの普通のスーパーでは、“民間”仕様のバリッラ500g入り箱が0.8ユーロ(約100円)前後で売られていることがある。したがって大量に買っても、それには価格で負けることになる。ましてや我が家のように食費を経費として控除できないような仕事をしていては、メリットはさらに少ない。

しかし3kg入りは1皿分90gとして女房と2人で食べても、約16回持つことになる。その間何度もクルマを使って買い物に行くことを考えれば、3kg買っても54円高で済むのは安い。日本で約半分ちょっとの270gしか入っていない国産ブランド・スパゲッティが140円台もするのから考えると、なんともありがたい。それに何といっても、ボクにとって殺し文句である「プロ仕様」の文字が光る。

ちなみに、イタリアで一般の商品にかかる付加価値税は20%と高額だが、パスタ類は生活必需食品ということで、5分の1である4%に抑えられている。

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「寿司用米」と東欧ナンバー

イタリアでは、米も同様に付加価値税は4%である。そうしたこともあって、無名のものが1kgで1.5ユーロ(約187円)、一流ブランドのものでも2.8ユーロ(353円)といったところで、単純に値段を比較すると日本より安いものが多い。

だがパスタと対照的に、日本人にとって少々辛い要素が多い。日本では5kg、10kg、14kgといった袋で売られているのに対し、イタリアではそうした大きな単位で売られている米は少ない。大抵は1kgや500gの箱なので、ウチなどではすぐに使い切ってしまう。消費量の違いが如実に反映されている。

そのうえイタリアの米は日本のものと比べてモチモチとした弾力が足りない。リゾットには良いが、ごはんだけを食べて「うまい」というものではない。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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