ポルシェAGは、11月21日にツッフェンハウゼン本社工場での生産を初めて休止し、生産調整を行ったと発表した。
これは、金融危機の影響を受けて世界的に新車需要が落ち込んでいるのに対応しておこなわれたもの。ポルシェでは2009年1月末までにさらに7日間の休止を予定している。
フレックス制度を導入しているポルシェ従業員の就業時間については、昨年度一時的に増やした生産台数分の操業時間にこの生産休止分を割り当てることで操業時間の短縮をせずに調整する。
ポルシェでは、現在の自動車業界の状況から、2009年度末(2009年7月31日)までに前年度の合計販売台数9万8652台を達成することは困難であるとしている。