フォルクスワーゲンは26日、『ゴルフ・ツインドライブ』の最新モデルを公開した。充電が可能なプラグインハイブリッド車で、40km/リットルという圧倒的な環境性能を実現している。VWは2008年6月、先代『ゴルフ』をベースにした「ツインドライブ」を発表。今回公開されたのは現行型がベースで、もちろん初代ツインドライブよりも、その内容はアップグレードされている。心臓部は基本的に従来通りで、エンジンにモーター2基を組み合わせ、最大出力176psを発生。主役は電気モーターで最大航続距離は約50km。それ以上はエンジンが担当する。トランク下に配置されるリチウムイオンバッテリーの充電は、フロントバンパーに専用コンセントを差して行う。100km走行時の電力と燃料消費量は、それぞれ8kwh、2.5リットルだ。これまでと違うのはパワーモードを自動選択できるようになった点。走行状況やバッテリーの残り容量に応じて、モーターのみ、エンジンのみ、モーター+エンジンの3モードから最適なモードを選択する。VWは2009年初めからドイツ政府と共同で行う「エレクトロモビリティ」にゴルフ・ツインドライブ20台を提供し、実証実験を開始する予定。本格的EV時代到来への橋渡し役として期待されている。
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