【GARMIN nuvi900インプレ その4】ドライブの楽しみが広がるPC連携機能

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ストレージとしても使え、走行軌跡の取得も可

GARMINのPNDはパソコンと接続してメモリー内にパソコンアクセスできるようになっている。4GBのメモリーは全て地図のデータで埋まっているわけではないので、MP3やデジカメ画像をnuvi900本体に保存することが可能だ。空き容量は1.2GB程度あり、パソコンを使い慣れている人ならSDカードを使うより手っ取り早い。

nuvi900では従来の機種で要望の大きかった軌跡データの取り出しも可能になった。軌跡データは本体内のGarminGPXフォルダにあり、Google Earthにファイルをそのままドロップすれば走行軌跡を表示させたり、登録ポイントを確認することができる。また、いいよねっとで販売しているシティナビゲーターなどの地図ソフトがあればさらにデータの活用が可能だ。走行軌跡を地図上に表示するだけでなく、特定のポイントをいつ、どのくらいその速度で、どちら方向に走行したかまで確認できるのだ。

◆フォトナビゲーションも実現

もうひとつ、nuvi900のパソコン連係機能で大きな特徴になっているのがフォトナビゲーションだ。これは画像投稿サイトのPanoramioとGARMINとのマッシュアップサイトにアクセスし、地図上に表示されている写真を見て気に入った場所があれば、その写真をダウンロードしてnuvi900に転送、その場所に案内させるというもの。サイトにある写真は一般の人が投稿したもので、いわば穴場の観光スポットの情報共有といった感じだ。もちろん自分の写真を投稿することもできる。ただ、プラグインソフトのインストール、サイトのID取得など使うまでのハードルがやや高い。このフォトナビゲーションについては、回を改めて詳しくご説明する。

最後にPOIについても紹介しておこう。POIとは緯度、経度などの情報をテキストファイルにしたもので、nuvi900はこのPOIに対応している。前述のオービスデータも実はPOI形式のファイルになっているのだ。販売元のいいよネットではPOIファイルをnuvi900にインポートするソフトを無料配布しているので、これを使えば自作のPOIファイルをインポートできる。肝心のPOIデータを作成するにはパソコンの知識がそれなりに必要だが、そのスキルのある人にとってはnuvi900はどんなPNDよりも使いこなしがいのあるPNDになるだろう。

《山田正昭》

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