トヨタ自動車は11日、米ケンタッキー工場で新型SUV(スポーツユーティリティビークル)『ヴェンザ』の生産を開始したと発表した。北米専用車で年間7万台を生産し、12月から順次販売を開始する。
新型車はトヨタ・モーターマニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)で生産を始めた。『カムリ』『カムリハイブリッド』『ソラーラーコンバーチブル』と同じラインで生産する。
排気量2.7リットル直列4気筒および3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載した5人乗りで、乗用車のスタイリングと快適性、SUVとしての使い勝手を兼ね備えた。
トヨタテクニカルセンター(ミシガン州アナーバー)で開発し、デザインはキャルティデザインスタジオ(カリフォルニア州ニューポートビーチ)が担当した。
価格は2万5975ドル - 2万9250ドル。