京セラは、太陽電池の基幹デバイスである太陽電池セルを大型化した太陽電池モジュールを11月1日から順次発売すると発表した。
太陽電池セルは従来150×155mmが標準サイズだが、より大きな出力を確保するため、156×156mmに拡大した住宅用太陽光発電システムを市場投入する。
今回、出力アップした新型太陽電池モジュールを展開していく同システムは、日本家屋特有の複雑な屋根形状にも美しく設置できる「サムライ」と、切妻屋根や陸屋根などに設置する標準タイプの「エコノルーツ」の2種類。エコノルーツは、モジュール1枚あたりの出力が183Wで、京セラ製の住宅用太陽電池モジュールの中で最高出力となる。