ゼネラルモーターズ(GM)は、各ブランドの2009年モデルで燃費を向上したと発表した。
一例として、シボレー『マリブ』やサターン『オーラ』に6速トランスミッションなどを採用、EPAによる高速走行時の燃費データが33mpg(14.0km/リットル)と、同車と同等の装備をもつトヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』を上回るデータを記録したとしている。
また、シボレー『コバルトXFE』とポンティアック『G5XFE』も、高速走行時における燃費データは37mpg(15.7km/リットル)と、同等の装備をもつトヨタ『ヤリス』、『カローラ』、そしてホンダ『フィット』を上回る数値を記録した。
GMノースアメリカ車両販売・サービスマーケティング部門のマーク・ラネーブ副社長は「燃費データは、多くの顧客にとって非常に関心の高い要素で、今後はコンパクトモデルからフルサイズピックアップに至るすべてのモデルで、スタイリングや装備はもちろん、燃費に優れたモデルを提供していく予定」とコメント。
GM全体としては、全メーカー中、最高となる18車種のモデル(3車種のハイブリッドを含む)で、高速走行時の燃費数値を30mpg(12.8km/リットル)まで引き上げることに成功した。なかでも、シボレーは最多の8車種を記録し、続いてポンティアック、サターンがそれぞれ5車種ずつ記録した。