全体相場は4日ぶりに反落。米金融安定化法案の行方を見極めたいとのムードから買いが手控えられる中、8月の貿易統計が26年ぶりの赤字となったことが売りを誘った。ただ、後場に上海市場が上昇したことから買い戻しも入り、平均株価の下げ幅は100円強にとどまった。
輸出関連株は世界的な景気後退に対する警戒感が根強く、自動車株は全面安となった。トヨタ自動車が前日比120円安の4690円、ホンダが130円安の3300円と続落。ダイハツ工業、三菱自動車工業が反落し、日産自動車も40円安の763円と売られた。
こうした中、いすゞが1円高の323円と小幅ながら反発。