三菱自動車は新型軽自動車の『トッポ』を発表した。ボディのベースとなった先代モデル『トッポBJ』は、重心が高くロール感のある走りを見せていたが、新型トッポでは大幅に走りの質を改善しているという。
三菱自動車 商品企画部の葛西宏樹さんは「新型トッポは『eKワゴン』よりも全高で130mm高いのですが、車両の重心は30mm高に抑えています。さらに専用のサスチューニングを行うことで、eKワゴンと同等の安定性に仕上げています」
「パワートレインもeKワゴンやeKスポーツと共通ですので、最上級グレードにはパワフルなターボエンジンも用意しています。ボディパネルなどはトッポBJと共通の部分も多いですが、プラットフォームは当時よりも進化していますので、走りの上では大幅に進化しています」とコメント。
実際にeKワゴンはなかなか軽快なフットワークを見せるので、新型トッポがそれと同等の走りを見せてくれれば、トールタイプとしては安定感は高そうだ。エクステリアはトッポBJ譲りのパーツが多いが、運動性能は磨き上げられているに違いない。