残り4戦でチャンピオンシップリーダーのルイス・ハミルトン(マクラーレン)に21ポイント差、チームメイトのフェリペ・マッサに20ポイント差を付けられ、連覇への道がいよいよ厳しくなった、フェラーリのキミ・ライコネンが心境を語った。
「このスポーツは時として残酷になりうる。全力を尽くして努力しても、正しい方向に進めないときもある」
「僕はずいぶん優勝していないし、ポイントなしのレースも続いている。モンツァでもポイントを獲ることができなかった。5戦も連続でポイントなしは辛いよ。アインシュタインじゃなくても、タイトルへの道が厳しいことは分かる。まだ終わったわけではないけれど、勝つためには奇跡が必要だ」
「思うように進んでいないことは確かだが、そういうことは起こりうることだと理解している。だからといって僕の精神や決意を弱めるものではない。とにかく今シーズン中に再び優勝したい」と語るライコネン。
フェラーリは今週ムジェッロにて最終調整を行う予定だ。