極東開発工業は16日、ダンプ架装したいすゞ「フォワードジャストン」のシャシハーネスに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1997年3月15日 - 2000年11月6日に製作された230台。
ダンプワイヤ配索時にトランスミッションケーブルの移設を行ったため、トランスミッションケーブルとシャシハーネスとの隙間が不足しているものがあり、走行振動によりトランスミッションケーブルとシャシハーネスが干渉し、シャシハーネスが損傷・短絡して火災に至るおそれがある。
全車両、トランスミッションケーブルとシャシハーネスの隙間を点検し、隙間が少ないものはトランスミッションケーブルとダンプワイヤの配索方法を変更する。また、シャシハーネスに損傷があるものは、補修する。
不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。火災事故が1件起きている。