トヨタ、英国でプラグインHVの実証実験を開始

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トヨタ自動車は、仏電力会社EDFの英国子会社であるEDFエナジーと共同で、英国でのプラグインハイブリッド車の公道実証試験を9月10日から開始した。

ロンドン市ハイドパークで、トヨタとEDFエナジーは共同で記者会見を行った。ジョン・ハットンビジネス・企業・規制改革大臣を始めとした英国政府関係者、英国国会議員、ロンドン市政府関係者、海老原紳在英日本大使など、多数の来賓も出席した。席上、トヨタの嵯峨常務役員は「電気とハイブリッド技術のコラボレーションが、持続的に発展可能なクルマ社会への一つの解決策として受け入れられるための、次の一歩となる」と期待を示した。

トヨタは、2007年から日米仏及びベルギーでプラグインハイブリッド車の公道実証試験を開始しており、今回の英国での実証試験は、世界で5カ国目となる。英国での実証試験では、2007年秋からEDF社と仏で開始した実証試験と同様に、インフラ整備、車両性能評価、使い勝手、ユーザー嗜好の調査などを行うのが目的で。期間は1年以上を予定している。

トヨタはニッケル水素電池搭載のプラグインハイブリッド車による実証試験を行うとともに、リチウムイオン電池を搭載したプラグインハイブリッド車の開発を加速しており、従来の計画を早め2009年末までに日米欧でフリートユーザー向けの販売を開始する計画だ。

トヨタは今後も、プラグインハイブリッド車を含め、ハイブリッド技術を環境対応のコア技術と位置付け、人や自然と共生するクルマ社会を目指した「サステイナブル・モビリティ」の実現に向けたチャレンジを続けていくと、している。

《レスポンス編集部》

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