欧州トヨタは9月29日、10月2日に始まるパリモーターショーに『iQ』の正式市販モデルを出品すると発表した。また、『アーバンクルーザー』(日本名『イスト』)のディーゼル+4WD仕様も初公開する。
iQのコンセプトモデルは2007年9月のフランクフルトモーターショーで初披露、08年3月には量産デザインが発表された。8月には日本でプロトタイプ試乗会も実施している。
トヨタが公開した写真を見る限り、スタイリングは国内試乗会時のプロトタイプと共通。プロトタイプとの違いはバンパー内にフォグランプを装備している点、エンブレムがトヨタマークに変わっている点程度だ。
トヨタは「新型のCO2排出量は99g/km」と高い環境性能をアピール。世界初のリアウィンドウ・カーテンシールドエアバッグなど、高い安全性も実現しているという。
全長3mを切るコンパクトボディに4名乗りを実現した巧みなパッケージング。トヨタは「iQは世界最小のプレミアム4シーター」と説明している。
トヨタは同時にアーバンクルーザー(日本名:イスト)の1.4リットル直4ディーゼル+4WD仕様を展示。欧州の顧客のニーズに応えている。