気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年8月20日付
●GM値下げ戦略復活、最大2割引き超も(朝日・8面)
●値上げはHV2車種、トヨタ、来月にも1 - 3%(毎日・7面)
●都主税局 自動車税徴収率が過去最高(毎日・23面)
●熱烈経済五輪、「上昇」「下降」ディーゼル車、エコに変身復活へ(東京・8面)
●09年販売計画下方修正へ、980万台、成長は継続(東京・8面)
●iPod過熱事故17件、今年、東京・神奈川で火災3件(東京・28面)
●VW、ワゴン車、新モデル投入、最高クラスの燃費性能(日経・12面)
●ダイハツ、主力車で緊急原価低減、部品会社と委員会設置、代替素材の活用促進(日経・13面)
●会社研究、ブリヂストン、体質転換へ大型投資(日経・17面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車が値上げに踏み切る対象車種を『プリウス』とスポーツタイプ多目的車(SUV)の『ハリアーハイブリッド』のハイブリッド車(HV)2車種と、一部の商用車に限定する方針を決めたという。値上げ幅は1 - 3%程度で、9月にも値上げする意向だ。きょうの毎日、東京、日経が報じている。
新車値上げをめぐっては販売店から猛反発を受けていることを考慮し、HVならば「ガソリン高で売れ行きが好調なうえ、競合車種が少ないため、値上げしても販売への影響は限定的と判断」(毎日)とみられる。
トヨタがHVに限定したことは、すでに大衆車を含めた値上げを検討している日産自動車などは痛手を被ることになりそうだ。