米国日産はインフィニティ『Gシリーズ』の2009年ラインナップを発表。コンバーチブルモデル「G37コンバーチブル」とクーペのAWDモデル「G37x」が追加され、セダンのエンジンはクーペ同様3.7リットル化されることになった。
Gシリーズとしては初のコンバーチブルモデルとなるG37コンバーチブル。ベースとなるG37クーペに、3分割の電動リトラクタブル・ハードトップが組み合わされる。画像は現時点では一切発表されておらず、11月のロサンゼルス・オートショー(ロサンゼルスモーターショー)で世界初披露。
発売は2009年第1四半期を予定している。日本国内導入についてはまだアナウンスされていないのだが、発売されることになれば、日産『スカイライン』としても初代プリンス「スカイライン・スポーツ・コンバーチブル」以来26年ぶりのオープンボディの復活となる。
同時にGシリーズセダンに搭載されるV6エンジンが、これまでの3.5リットルに替わりG37クーペに搭載されているVVEL3.7リットルV6「VQ37VHR」(セダン:328hp/クーペ:330hp)となることが発表された。
Gシリーズセダンは、デザインを一新した18インチアルミホイールとブレーキを前4ポッド/後2ポッドとし、前14インチ、後13.8インチに大型化されたディスクと組み合わされる「スポーツ・ブレーキ」を設定。すり傷が付きにくく復元性の高い塗装表面仕上げの「スクラッチ・シールド・ペイント」を標準採用する。
Gシリーズ全モデルで、ATは7速化されるが、従来通り一部に6速MTも用意するとのこと。セダンとクーペの2009年モデルは2008年9月に発売予定だ。