モナコGPではアクシデントの影響で入賞に届かず、カナダGPではルイス・ハミルトン(マクラーレン)に追突され2戦連続でノーポイントに終わっているフェラーリのキミ・ライコネン。
ドライバーズチャンピオンシップでも4位に後退してしまったディフェンディングチャンピオンにとって、次のフランスGPはどうしても落とせないレースとなる。
「自分自身、これほど勝利に飢えたことは記憶にないよ。チームはどのサーキットにも強いマシンを準備してくれたが、ここ最近はうまく力を発揮することができていない。特に、ここ2戦では異なるトラブルに見舞われたしね」
「僕は過去を振り返り、終わってしまったレースの出来事をあれこれ考えるのは好きじゃないんだ。悪い考えを引きずるのは時間の無駄。だって結果は変えられないんだから。そんなことするよりも次のグランプリに集中した方がずっといい。次はベストな結果を得られるように最大限努力するよ」とライコネン。
ライコネンは35ポイント、フェリペ・マッサ(フェラーリ)とハミルトンが38ポイントで2位タイ、首位は42ポイントでBMWザウバーのロバート・クビサとなっている。